鬼頭宏昌のメールマガジン バックナンバー
こんにちは、鬼頭宏昌です。
前回のメールの続きをお送りさせていただきます。
前回のメールを読んでいない人は、私のウェブサ
イトからどうぞ・・・
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さて、日本でトップクラスの岩盤浴チェーンの売上
構成比の件ですが、55%が岩盤浴の入場料で
残りの45%が何の売上か?
というところで終わっていたと思います。
答えを先に言いますと、その岩盤浴場の45%の
売上を占める商品は「健康食品」です。
考えてみれば、岩盤浴には健康や美肌を求めて
来店するわけですから、健康や美容に対しての
意識の高い人しか集まりませんよね。
岩盤浴と健康食品の親和性が高いのも、あたり
まえではあります。
ちなみに、この岩盤浴場の損益分岐点は、月商
300万円程度ですので、「健康食品」を売らなけ
れば、利益が出ない収益構造になっています。
一見、もろく見えるこの事業の収益構造ですが
私は、これこそが次の時代の店舗経営のビジネス
モデルになると思っています。
すなわち、店舗をフロントエンド商品にして集客し
(すなわち顧客データベースを構築し)
利益率の高いバックエンド商品を
その顧客データベースに対して販売することで
利益を上げていくことができる経営者は
今後、業績を伸ばしていくのではないか
という仮説を持っているわけです。
すなわち、先程の例であれば、岩盤浴サービスを
フロントエンド商品とした、健康食品販売業というのが
彼らの本当のビジネスモデルになっています。
飲食店であれば、健康志向の非常に強い業態を開発し
店舗に来店したお客様のデータベースを構築する。
そして、そのデータベースに対して親和性の高い
商材を通販で販売していくことに成功すれば
他社よりも強いビジネスモデルにすることができます。
といいますのも、どんな店舗ビジネスも、いずれ供給
過多になります。
すなわち、店舗に来たお客様を相手にしているだけ
では、なかなか利益が出ない状況を迎える可能性は
低くは無いと思うのです。
そんなときに、店舗の利益がトントンでも、バックエン
ド商品をきちんと開発し、販売していれば店舗を
閉鎖する必要はなくなるはずです。
当然、それが出来ない企業は、どんどん淘汰されて
行きますので、そんな企業を買収してもいいですし
その企業の顧客をいただくことも、当然、出来ます。
この私の仮説が、机上の空論で終わるのか
実際に大きな成果を上げることができるのかを
私は自ら検証してみたいと考えています。
繰り返しますが、これはあくまでも仮説に過ぎません。
私は基本的に、自ら実践したことしかお話しませんし
サービス化しませんので、今後、何らかの結果が出た際には
メルマガ読者様に対して優先的に
ご案内さしあげたいと思います。
さて、皆様はご自身のビジネスにおいて次の一手を
どのように打っていくのでしょうか?
大変な時代というのは、大きなチャンスでもあります。
新しい市場機会を積極的に捉えていけたらいいですね。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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