【第43号】 NOVAで話題のジーコミュニケーションについて |
こんにちは、鬼頭宏昌です。
一昨日、経営破綻したNOVAのスポンサー企業に、
ジーコミュニケーションが選定されたことが、大きなニュースに
なっています。
ジーコミュニケーションといえば、私が事業を売却した先です。
知ってました?
数年前からM&Aを活発に行い、急速に事業拡大をしている
ことで有名な企業であります。
ちなみに、経営破綻した会社のM&Aが非常にオイシイことは
以外と知られていません。
※あくまで一般論で、今回のケースがオイシイのかどうかは
分かりかねます。
ですので、今回の支援先として、ジーコミュニケーションが
名乗りでて、選ばれたこと自体には、何の驚きもありません。
ニュースによると、とりあえず、「30店舗を取得」とありましたが、
相当な優良物件ばかりのはずです。
今回のNOVAの案件がどのような、条件であったのかを私は
知る由もありませんが、
昨日の日経新聞の記事の中で、
スポンサー企業をジーコミュニケーションにした理由として、
弁護士が
「スポンサー候補企業の中で、条件がずば抜けてよかった」
とコメントしていましたが、あながちウソではないと思います。
今回の一件で、有名になってしまったジーコミュニケーション社
について、今後、いろいろな意見が飛び交うでしょうが、
私は、非常に勇気のある素晴らしい企業だと思っています。
あれほど、積極果敢にリスクを取れる経営者は、日本全国を
探しても、それほど多くいるわけではないでしょう。
本日の、新聞各紙に稲吉会長のインタビューが掲載されて
いますので、皆様も是非読んでみるといいと思います。
この件に関して、もう少しだけ、自分の見解をブログに掲載
していますので、興味のある方は、どうぞ!
※ちなみに、ブログへのリンクは、このメルマガの一番下の
部分にありますので、最後まで読んでみてください(笑)!
ちょっと、話が飛びますが、続けます・・・
ビジネスの席で交渉という行為は絶えず付きまとうものです。
ちなみに、私は交渉が嫌いです。
少しでも自分にとって良い条件を引き出そうと、行うわけですが
自分の投資収益計算に自信があれば、交渉なんてする必要は
ないと思うからです。
欲なんてのは出しはじめたら、止まりはしないのです。
先ほど、申し上げたとおり、私はジーコミュニケーション社に
株式を売却しました。
その席で、ジーコミュニケーション社は一切の交渉行為を
しませんでした。
あらかじめ、私たちの会社の株価を独自で算定して、
「この価格なら買う」
と決めているので、
それに合致していれば買い、しなければ買わない
と、いたってシンプルです。
それは、自分自身の株価算定に自信があるからに他なりません。
また、買収の際には、あらゆるリスクを抱えることになるが、
自分で経営をしていくと言う、強い意志があるのだと思います。
条件があえば、すぐに決断する。
このスピード感が、今日のジーコミュニケーションを作り上げる
最大の理由になっているように思えて仕方がありません。
ちなみに、私の会社を買収する決断に費やした時間は3分です。
あまり細かいことを気にしていると、チャンスを逃がしてしまう
可能性が一気に高まります。
私の経営していた会社は、居抜物件を取得をしていました。
その当時の私たちの会社は、高額な条件をのんでいました。
(今になって思えばです・・・)
不動産の仲介業者さんから見れば、良いお客さんだったのでは
ないかと思います。
でも、結果的に、優良企業になりました。
もちろん、良いお客だからこそ、良い案件が集まってきたのは
紛れも無い事実です。
また、事業を売却をする際も、同様です。
先方の提示額に対して、決して、ごねませんでした。
自分自身が、育てた事業を、引継いでくれる人間に対して、
交渉をする気にはなれません。
でも、結果的に非常に高い額で売却できました。
価格交渉に限らず、ビジネスは、気持ちよく意思決定するのが、
一番よい結果を生むと思います。
もちろん、不利な条件を飲む必要は一切ありません。
しかし、自分自身がこの価格であれば、買って(売っても)も良い
と思えるのであれば、その価格で決断することは大切なのだと、
私は思います。
適正な価格を指して、その条件で決まれば、あとは何も考えず
決断をすれば良いのだと思います。
もちろん、そこには経営者としての自信が必要です。
交渉と言うのは、欲と欲とのぶつかり合いですが、ある意味、
不信感と不信感のぶつかり合いでもあります。
相手に対して不信感を持てば、相手もまた自分自身に不信感を
もちます。
こういった、状況はあまり楽しいものではありません。
ささいな金額で、いつまでも交渉を引っ張ると、あまりいい
ビジネスはできないものです。
価格交渉は必要な行為ですが、それ以上に、適正な価格を
見極めることと、決断力の方が、大切なのです。
M&Aというのは、適正価格を見極めてはじめて、成功を収める
ことが出来る、経営手法だと思います。
ジーコミュニケーションの売上・利益の推移を見れば、
M&Aが成長という観点から、非常に有効な手法であるのかを
知ることが出来ます。
今まで、私がM&Aに消極的だったのは、提示価格が高いから
に過ぎません。
しかし、適正な価格で買えるのであれば、話は別です!
そんなこんなで、次回のメルマガでは、非常に優良なM&A
の案件をご紹介したいと思っています。
これから、M&Aを経営戦略に組み込んでいきたい方には
最適な案件だと思います。
M&Aに関しては、私自身は経験がありますので、数字をみて、
人様に紹介に値すると判断した、優良な店舗です。
おかしな案件を紹介することはありませんので、ご安心下さい。
場所は名古屋市内です。
この時点で、「興味あるよ」という方がみえましたら、
コチラのメールアドレスまで、ご連絡ください。
info@f-connect.jp
優良案件というのは、基本的に早い者勝ちですので、
早く連絡をくれた方から、優先的にご案内をします。
また、M&Aの極意を直接、伝授しましょう(笑)!
もちろん、お話をさせていただいた上で、詳細までお伝えする
のかは、決めさせていただきます。
冷やかしには、付き合えないことは、あらかじめご了承下さい。
それにしても、店舗単位のM&Aは本当に面白いと思います。
新規で出店するよりも、はるかに安心ですから。
その点を、次回にたっぷりと解説してみましょうか!
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現在、私が飲食店に再参入するための戦略を完全に公開する
セミナーを予定しています。
我ながら、この経営環境をよく理解しているなと(笑)・・・・
本気で経営している経営者様を応援するために、実際の経営戦略
を完全に公開することを決意しております。
開催の際は、何が何でも参加してください!
でも、さすがに、愛知県の方の参加は、お断りするつもりです。
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これからも、現在、感じている飲食店成功の秘訣を、あますことなく
紹介していくつもりです。
部下や上司、またお友達の経営者様に、このメルマガを紹介して
いただけるとうれしいです。
もちろん、普通のお友達にも(笑)!
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お返事のお約束は出来ませんが、必ず目を通しています。
ちなみに、以前、このアドレスに本の感想をおくってくれた
方がいまして、今では大親友となっています!
人との出会いは最高の幸せですね。
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伝わることが生きがいですので。
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