【第73号】 幸せな経済自由人 |
こんにちは、鬼頭です。
先週からセミナーを開始させていただいております。
素晴らしい出会いが数多くありますので、とても楽しい
1ヶ月を過ごせそうです。
参加いただいている皆様には、心から感謝しております。
さて、
セミナーに参加をしていただいた皆さんを拝見していて、
強烈に感じたことがありますので、シェアしたいと思い
メールしました。
私は以前、知人の紹介で、某ベストセラー作家さんの
「幸せな経済自由人」というテーマの講演会に出席を
したことがります。
名古屋市の会場は、人でいっぱいでした。
コンサートではなく、経済にまつわるテーマでここまで
人を集めることが出来る人は、日本中探してもそうは
いないと思います。
話の内容は素晴らしく、多くの人を惹き付ける理由も
よく分かります。
「幸せな経済自由人」 というタイトルどおり、
時間が自由にたっぷりとあって、素晴らしい人間関係に
囲まれ、お金もある。
そんな人生に、多くの日本人が憧れているということが
伺えます。
ちなみに、お金があり仕事が充実していても、家族との
時間も取れないほど忙しい経営者のことを
「経済不自由人」
と呼んでおりました。
居酒屋のチェーン展開をしていた頃の私は、間違いなく
この経済不自由人ですね。
現場のスタッフに気を使い、仕事も無いのに夜遅くまで
事務所に待機している。
休みは日曜日だけなので、旅行にもいけない。
もちろん、休みは取れるのでしょうが、社員を週1休みで
働かせるので、自分も連休を取れないという、
状況に自ら追いやっているわけです。
まさに
「経済不自由人!!」
幸せな経済自由人から見れば、不幸な経済不自由人と
いうことになるかもしれません。
※私に限らず、大半の飲食店経営者は不自由を強いら
れているはずです。
その後、私は会社を売却し、一時的にですが、
「経済自由人」
となりました。
しかしながら、経済不自由人であったころの自分と、
経済自由人となった私と比較をしてみると、
明らかに、経済不自由人であったころの自分のほうが
社会のお役に立っていたような気がします。
晴れて経済自由人となり、不自由人だった時代(笑)
の経験を、本という形で伝えることで、
少しは、社会のお役に立てているのかも知れません。
しかし、こういった形での社会貢献など、多くの雇用を
生み出している、現役の飲食店経営者の前では、
まったく無力といっていいほど小さな貢献だと思います。
この現実社会と言うのは、雇用が乱れると大きな混乱を
招きます。
不自由を背負って、人を雇っていく中小企業経営者が
いないことには、社会は成り立たないのです。
自分ひとりが経済自由人になることなど、本当に簡単です。
※実証済みです
その反面で、組織をつくり、長期にわたり雇用を維持して
いくことは、現在の経済環境下では多くの困難が伴います。
※こちらも経験済み
私がこのメールで言いたいのは、この経済環境の中で、
経営を続けておられる中小企業の経営者の皆さんは、
本当に偉大だ、と言うことなのです。
現実社会を支えているのは、圧倒的に経済不自由人です。
「自分がこの社会を支えているのだーー!!」
そんな、自信と誇りを持って経営にあたっていければと
思ったので、書かせていただきました。
※はっきりと断っておきますが、講演をされていた方は、
そんなことは、百も承知だと思います。
もちろん、多くの雇用を生み出しても、幸せな経済自由人に
なることはできると思いますが、
ごく少人数でビジネスをする方と比べて、難易度はかなり
高くなると思います。
ある程度、年齢の高い方はともかく、若い世代のた方々は
ぜひとも、自由を引き換えに、大きなチャレンジをしてもらい
たいものだと思います。
僕もこれから、いろいろチャレンジをしていきたいです。
それはそれで、後々、自分の人生に大きな満足を残して
くれることを知っていますので。
自由を求める経営者が増えれば増えるほど、ストイックな
経営者には追い風になりますよね。
ここでも、「逆張り」は効を奏すような気がします。
追伸:
ちなみに、私が定義する「幸せ」とは、自分が幸せだと
感じることです。
数年前に参加した自己啓発のセミナーで、
「幸せな人生とは?」
というディスカッションがありまして、
その際に、この発言をしたら、完全否定されました。
セミナー講師 曰く、他人から認められなければ、
「幸せ」とはいえないと。。
でも、そんなわけ無いですよね。
ホームレスのおじさんにも、幸せを感じる瞬間はあるはずです。
追伸2: セミナーの参加者様へ、
セミナーの全日程が終了後、テキストの完全版をPDF
ファイルでお送りいたしますね。
テーマとして取り上げた各項目の詳しい解説を書かせて
いただきます。
また、ディスカッションや質疑応答でいただいたご質問で
かなり興味深いテーマに関して、
私なりの見解を書き下ろしています。
例えば、、、
・自社競合の考え方について
・本部費の考え方と部門別損益の読み方
・業態ポートフォリオの構築について
・駅前立地はポテンシャルが想像以上に高い
・チラシを撒くとブランドイメージは低下するのか?
・経営を支えてくれるような人材の採用について
・人口の少ない都市ではすでに残存者利益が生まれている
・夜の業態がランチ営業を始めるとどうなるのか?
などなどのテーマで、私の意見をまとめています。
この様な思いもがけないテーマが、あと3回のセミナーで
出てくるものと思いますので、
全てのご質問をいただき尽くした時点で、テキストとして
まとめてみたいと思います。
もう少々、お待ちくださいね。
また、メールやお電話での質問も受け付けております。
すでに数社様からメールをいただいております。
気軽に連絡ください!!
追伸3:
おかげさまで、7月30日の大阪会場満席になりました。
7月24日(木)の東京会場のみ残席は2席です。
こちらからどうぞ。
http://www.f-connect.jp/seminar/
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人との出会いは最高の幸せですね。
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