【第76号】 「売れない」ことはいいことです |
こんにちは、鬼頭です。
今、セミナーのDVDのサンプルが出来てきまして、
チェック作業をしています。
それにしても、太すぎる(驚)!!
プクプクしてる!!
それに異常な童顔だ(激驚)!!!
※来年2月に35歳になるとは、我ながら思えません。。。
改めて客観的にみる自分の姿に、新たな気付きをえる。
いずれにしても痩せなきゃいけません(汗)。
和平さんが、体型の変化にすぐ気付くのもよく分かります。
早速、本日からフルーツダイエットを決行しています。
今日の朝は、岡山の知人からもらった桃を食べました。
それにしてもウマイ桃です!
朝のフルーツダイエット、具合よさそうです。
継続に自信は無いですが、励むであります!!
まずは、5キロであります!!!
さて、
セミナーDVDのサンプルを見ている最中に、ヤフーの
ニュースで、
「外食不況が深刻化する中、回転寿司が快進撃」
の記事を発見しました。
激しく納得。
セミナーでお話したとおり、
不景気時代に、安いものが売れるのは当然。
数年前のデフレ時代に猛威をふるった、
カッパ寿司、
ユニクロ、
マクドナルド、
など、コスト面でリーダーシップを取れている企業の
時代が再びきそう。
もちろん、それ以上に不景気化すれば、
「安くてもいらん!!」
という話になるかもしれませんが。。
こうやってみると、景気というのは本当に循環してますね。
景気のいいときだけお店を経営し、
景気が悪くなれば閉める、
というわけにはいきませんので、
客足が鈍る今の時代は、業態を強く進化させる絶好の
タイミングであるといえます。
声を大にして、あえて言いたいですが、
「売れない」ことは、いいことです!
だまっていても売れる時期に、緊張感を持って業態改善を
行うことは難しいですから。
自分のビジネスを根本的に見直すためには、「売れない」
状態が必要不可欠です。
現に、「売れない」時代を乗り越えている、地元飲食チェーン
の業態は恐ろしく強いもの。
低価格戦略をとれない飲食店にとっては、
価値ある店舗のみが生き残るサバイバル時代の本格到来。
これも、やっぱり考え方だね。
捉え方ひとつで、広がる世界が一変します。
こんなときは、成功者に学びましょう。
まずは、個人店経営のカガミ、私一押しのステーキ店
○○○さん。
名古屋市内にある、15席くらいのお店です。
開業してなんと35年。
料理はステーキとワインの専門店。
価格は、私の場合、何を食べても9800円というすごい店(笑)。
※昼に行くのでワインを飲まず、お料理だけです
2人でお邪魔すれば、もちろん2倍の19600円です。
本当に、何を食べようと常にこの価格です。
驚愕の世界。
ちなみに、このお店、1冊目の著書である
「小さな飲食店 成功のバイブル」でご紹介しています。
先日、久しぶりにお邪魔すると、
「ところで、お客さん何の仕事をしているんですか?」
と、30回以上通って、はじめて聞かれました。
「飲食店関係の仕事しています。
以前に書いた本で、こちらのお店を個人店経営のカガミとして、
名前を伏せて紹介したことあるんですよー。
勝手に書いてすいませんです。」
というと、
「もっと書いていいよ!!」
と、超誇らしげ。
店主との会話の中で、何よりビックリしたのは、
店主「7月に入って、飲食店の売上が激減してるらしいよ。。
ワインの卸がそういってました。」
私 「そうですよねー、ここまで景気が冷えると、高級店の
集客は苦しくなりますよね」
店主「とはいえ、うちの店の売上は去年より上がってるん
だよねーー(超誇らしげ!!)」
私 「えっ、マジっすか?」
店主「うちの月商、600〜700万円なんだわ」
素晴らしい!!
店の規模なんて、10坪ちょっとくらいのもんですよ。
大きな声では言えませんが、内装は場末のスナックみたい。。
本当にすごい飲食店だと思いました。
35年も同じ場所、同じ業態で営業を続けていること、
そして、未だに前年対比を超えていること、
奇跡的としかいいようがありません。
この店の経営課題は何も変えないことだね。
世の中には変わってはいけない飲食店があります(笑)。
この状態は、飲食店として鉄壁です。
なぜ、この店がこんなに上手くいくのかを書こうと思った
のですが、
1冊目の本を読み返すと、超くわしく書いてありましたので
そちらをお読みください(汗)。
116〜117ページに書いてあります。
我ながら見事な解説だ(笑)!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757304110?ie=UTF8&tag=fc04-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4757304110
ただ、そこには書いていないけど、店主と話をしていて
痛感したことがあります。
ステーキのように、新規もとりにくければ、来店頻度も低い
業態ですと、
集客が安定するまで、数年の歳月を要する可能性は高い。
ステーキ業態は、肉質にこだわり、原価をたっぷりかければ、
確実に成功の道を歩むものと思えます。
軌道に乗るまでの期間、自分を信じて我慢できるのかが、
個人ステーキ店の勝負だと思います。
ステーキ業態の個人経営者で、新しい成功者がでてこない
のは、その我慢が出来ないからだと痛感。
もちろん、資金が続くかという問題がありますが、
個人経営で家賃が安ければ、持ちこたえる可能性は大。。
どのビジネスにもいえることですが、何より大切なものは
胆力と粘りですね。
とはいえ、「言うは易し、行うは難し」。
開業時の店主の年齢は逆算から推測すると、25歳。
昔の人は精神的にタフですね!!
同じ状態を耐え抜ける若者は少ないと思われます。
テクニカル的には、店舗や人に金をかけず、食材に金を
かけることです。
個人の店ほど、息の長い商売をしなければなりません。
それを実現するための最高の方法はコストパフォーマンス
を高めること。
特に高単価の業態、そして、洋食系統の業態。
人間関係を強化して乗り切るという選択もありますが、
10年もすると常連が固定化しすぎて、新規客がとれなく
なっていきます。
店舗にいるのが身内だけですので、新規のお客さんが
輪の中に入りにくくてしかたがないのです。
こうなると、売り上げの先細りは確実です。
とはいえ、個人経営の成功には顧客との人間関係が
必要不可欠ですので、
お客さんとの距離感が大切だということですね。
この距離のとり方を間違うと、いずれ痛い思いをします。
もっと、書くべき事があるのですが、時間が無いので
今日はここまでにします。
次は、20年以上営業をしている店舗の客数をいかに
のばしていくのかを考えたいです。
7月のNECインフロンティアのセミナーの質疑応答で
お答えしたことなのですが、我ながらキレもコクもある
答えでしたので、シェアしたいと思います。
※内容を勝手に変更することがあります
お許しください。。。
それと、セミナーテーマの本質である
「不景気ビジネス」
についても、いずれ触れていきたいです。
自分で言うのもなんですが、いいセミナーでした(笑)!
DVDみて思いました、ハイ。。。
追伸:
DVDの販売時期ですが、8月10日くらいの予定です。
サイトを立ち上げて、サンプル動画を見ていただける
ようにするつもりでいますが、
顔にはモザイクをかけます(笑)。
お手元にとどくDVDにはちゃんと顔が映ってますので、
ご心配なく!
DVDをお買い上げいただいた方も、勉強会には優先的
に参加をしていただきます。
セミナー初日がDVDの撮影日でしたので、こなれた
様子ではありませんが、ご容赦ください。
その分、少しでも理解を深めていただけるように、
分かりやすい解説資料つくりに励みます。
ではーーーー。
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