【第80号】 凡人が財を成す唯一の方法について |
こんにちは、鬼頭です。
最近、珍しく本を読みました。
昔は読書家でしたが、最近、めっきり読まなくなって
いました。
ところが、松藤民輔さんの最新刊である
「わが友、恐慌」を読んだのを機に、
何冊か本を読みまして、それぞれ、いい本ばかりで
影響を受けることとなりました。
ちなみに、特にビビビとキタのは、この2冊。
「わが友、恐慌」 松藤民輔
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062148811?ie=UTF8&tag=fc04-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062148811
「本当はすごい私」 苫米地英人
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062146487?ie=UTF8&tag=fc04-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062146487
読み物として普通に面白いです。
特に、松藤さんの本を読んでいて強烈に感じたのは
何か一つに賭ける事の重要性。
読んでいただけると分かりますが、著者の松藤さんは
金山の経営をしています。
その理由は、今後、金価格が暴騰するという予測に
基づいておられます。
自分自身で将来を予測し、その予測に人生の全てを
かけていく姿勢。
資産をもたない家系に生まれた私達が、一代で財を
なすことを考えたときに絶対にはずせないのは、
集中投資する姿勢です。
もともと資源・資金の少ない人間が、分散投資をして
いては大きくは伸ばせないのは、あたりまえ。
自分が信じた未来、そして何よりも自分自身の能力
に対して全てをなげうつ覚悟が必要だと、
改めて思わされました。
とりわけ、自分自身で行う事業に全てをかけて
いかなければなりません。
そんなこんなで、本を読み終えた後
「集中する」、ということが何を意味するのかを
考えてみました。
私は、健康のために(?)可能な限り、散歩をする
ようにしています。
場所は熱田神宮。
熱田神宮の中には、空海が植えたという、かなり
大きな木が奉ってあります。
本当にかなり太い木です。
「集中する」ことについて考えながら、その木をみて
いると、あることに気がつきました。
それは、木の中が空洞であるということです。
とくに幹の部分。
その姿はまるで私に、
「余分なものを捨てると大きくなれるよ。。」
と語りかけているように思えました。
いろいろなものを手放すから、大きく育つんだよ。。。
そう、集中とは手放すことと意味を同じくしている。
セミナーの中でお話をしていますが、
店舗再生の切り札ともいえる、「ターゲティング」も
また同じことです。
ターゲットを絞ると言うことは、それ以外の客層を手放す
ことを意味しています。
手放すことで、更なる成長を確保する。
成功すれば大きなものを手に入れますが、
結果が出ないリスクを考えると恐くて踏み切れない判断。
集中とは、経営者の胆力が問われる瞬間かもしれない。
でも、「集中させる」という決断は、経営をしていれば
必ず経験することになります。
特に、勢いで広げすぎた会社。
この1〜2年が正念場になりそう。
私たちは、
不必要なものを欲しがっては失敗し、
その反対に、
捨ててはいけないものを捨てて後悔することがあります。
時として、同じ間違いを繰り返すこともあったりして。。
でも、恐れを抱く必用はありません。
似たような失敗をし、
似たような環境を懲りずに体験しても、
以前よりも高みに達しているのが人生というものだと
思います。
そういう意味では、
僕たちの人生はスパイラル状にできている気がします。
同じ場所をめぐり、同じものを眺めても、以前よりも高い
位置にいたりするわけですね。
人生にたびたび起こる大きな後悔。
でも、そんな出来事が人間を強くしていきます。
成功があれば、失敗も当然あるわけで。。。
失敗のときは、自分を裁かないことが、上手く生きる
コツのように思います。
また、どん底の時にそばにいて励ましてくれる人こそ、
本当に大切な人なのだと思います。
話はそれましたが、
集中すること。
そのために何かをすてるということ。
僕達の人生の飛躍の前には、必ずそんな時期が
あるような気がしてなりません。
そう、縮こまる時期も、進化には必要不可欠な
プロセスなのです。
追伸:
おかげさまでDVDの販売が好調です。
このペースですと、おそらく年内に完売の予感がします。
ご紹介サイトはこちらになります。
http://www.f-connect.jp/dvd/tenposaisei/
先日、またモザイクが怪しいと指摘されました。
そしてフルーツダイエットの話題も!
二度とその話はしないようにお願いします。
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