【第101号】 自動車産業の没落に思うこと |
こんにちは、鬼頭です。
それにしても、新刊の反響が止まらないです。
昨日は、いつもお世話になっている(?)
というか、私の本をいつもブログで紹介してくれる精神科医の
先生が、取り上げてくれていました。
この方が、ブログをはじめて、2日目に書いた本が、
僕の本だったことが印象深いらしくて、
4冊とも紹介をいただいております。
私も、ビジネス書を評価するブログをたまに拝見しますが、
彼のブログは群を抜いて素晴らしいと思います。
おそろしく深い部分でビジネス書を読み解いておられます。
正直、彼ほど、「本当の意味で頭のいい人」はなかなかいないと、
いつも感心しておりまして、
いつか、お会いしたいと願う人の一人です。
本当に素晴らしいブログを書いておられます。
私が著作を発表して、はじめて書評をしていただいたブログ
ということもあり、
私自身が彼のブログに注目し、頻繁に読ませていただいてました。
当初、一日に数件のアクセスしかなかった、ブログが、
いま、300件ほどになろうとしています。
継続は力なり、
という言葉の、意味をかみしめさせられると共に、
価値のあるものは市場から評価を受けるという事実を痛感します。
ちなみに、書評はこちら
http://bestbook.livedoor.biz/archives/50690962.html
こうして、4冊の本を書き続けていられるのも、
こういった書評で励まされた、という事実があります。
本当にうれしいですね。
次の出版がいつになるのか分かりませんが、
良質な本を書き続けていければと、願っています。
新刊のお求めはこちらからお願いします(笑)!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757305613?ie=UTF8&tag=fc04-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4757305613
本当に、今までの著作で最も反響の強い1冊になってます。
今日も、3件ほど感想をいただきました。
感謝・感激の毎日です。
さて、
ちょうど、一週間前に仙台に講演に行きました。
講演自体は、3時間ほどの長丁場でしたが、
好意的な方が多かったので、とても楽しかったです!
講演が終了したあとに、名刺交換をし、その際に、
最近マイブームの「手相を書く」サービス(笑)、
を、とある参加者にしたところ、
「私にも書いてーーーーー!!」
というかたが、続々と現れ、20名以上の方に手相を
書き込みました。
おそらく、運気が30%増になっているはずです(笑)!
講演はたまに行うのですが、いつも思うことがあります。
それは、いち早く心を開くのが女性だということです。
話し始めて、しばらくすると、もう話しにのめりこんでくれる。
母性本能なのでしょうか(笑)、、、
女性はとにかく素直でオープン。
次に、オープンなのは若い男性です。
そして、最後の最後まで、クローズしている傾向が強いのは
年配の男性です。
もちろん、年配の男性の中にも、オープンで勉強熱心な人は
たくさんいます。
しかし、多くの人は、心を開こうとはしないです。
中には、しかめっ面で最後まで過ごす人も、ごくたまにですが
おります。
これは、きっと私の講演だけではないと思います。
いつ何時も、自分自身の価値観から離れようとはしない。
なにより、過去の自分を否定されることへの恐怖で縛られている。
そんな、受講者さんの様子を見ていて、これからの社会の主役が
女性になっていくことを強く思いました。
すくなくとも、今まで日本を引っ張ってきてくれた、年配の男性
の時代はしばらく来ないでしょうね。
※もちろん傑出した人物はたくさんいますよ。
激動の時代に生き残るのは、変化する人間だけです。
私が、仙台の講演の最後に言ったことは何か?
それは、
これからの時代は、意欲の高い貧乏な人の時代になりますよ。
ということです。
身の軽い人間こそ、変化には強い。
貧乏という言葉には語弊がありますが、あまり多くを持たない
人間の中に、次のスターは隠れている。
これは、いつの時代もそうだったはずです。
最近、アメリカの自動車産業への公的資金の注入が
ニュースとなっています。
大きなものが、弱くなる時代の象徴ですね。
ちなみに、公的資金が注入されれば、原理原則であるはずの
「競争の原理」
が失われることになります。
一方で、AIGの救済が可決されましたが、
やらなければ金融が完全に崩壊するから、やらざるを得なかった
だけの話しです。
もちろん、先送りに過ぎませんが、、、
経営につまり、公的な資金で救済するなんてことが、まかり通れば
だれも真剣に経営する人はいなくなります。
モラルハザードの極めです。
さんざん拡大しておいて、経営に行き詰まり、挙句の果てに
国に頼るのかよっ、、、、
中小企業経営者で、最後に国に頼るような人は、皆無でしょう。
本当に中小企業の経営者は偉大です。
外食の世界も同じ。
テーブルサービス業態において、大手チェーン企業の弱体化は
確実な流れになります。
社員独立制度を作り出して、店舗を手放すことによって、
企業のスリム化を図る流れは、
止まることを知らない、という言葉で表現されることになります。
そんな、2009年が始まる。
さっき、精神科医の先生のブログを読んでいたら、
「混沌としている時代はピンチでもあり、チャンスでもあります。
日本で最大のチャンスは、おそらく第二次世界大戦後の
焼け野原になった混乱期だったことでしょう。」
という、言葉を見つけました。
戦争は2度と繰り返してはいけませんが、
この様な、視点がもてるのかどうかが、混乱の世を開く
最大のポイントなのだと思います。
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