【第154号】 世界を見据えて経営してみたら? |
こんにちは、鬼頭です。
今週、メルマガ頑張ってますね(笑)。
本日、配信しているのは、前回まとめて書いたものの
続きですので、
もしかしたら、状況に変化があるかもしれません。
その点だけ、ご注意ください。
前回はマインド系だったのに対して、
今回は経済系のお話です。
【 今後の経済の見通し的な話題 】
今朝(9月8日)、携帯のニュースを見ていたら、
「名古屋市職員5%減給」
のニュースが載っていました。
ちなみに5%というのは、金額にして35万円だそうです。
ということは、年収700万円かよっ。
多すぎとか、そんな議論はさておきます。
そういえば、7月の失業率は過去最悪でした。
今、株価が持ち直しています。
それに伴い、政治家やエコノミストの発言にも、強気の
スタンスが増えてきているように見えます。
私は、年初のセミナーで、
2008年は金融の世界が混乱した年、
2009年はその混乱が実体経済に悪影響を与える年、
と、位置づけ、独自の理論をぶちまけてきました。
そのスタンスに、まったく変化はありません。
失業率が上がり、所得が下っている最中に、どうして
景気が良くなるんですか?
単純に考えればわかりますよね。
失業者はお客様になりにくいんだから、、、
経済全体という視座において、先行きは明るいとは
到底思えないというのが、
今も変わらない私のスタンスです。
【 外食市場の動きについて 】
これは、率直に言って、緩やかに冷えていくと思います。
リーマンショックのような強烈な事件というか報道があれば、
一時的に急激に落ち込む可能性もありますが、
基本的には、失業率の増加や、所得の低下に伴いながら
緩やかに縮小していく可能性が高いです。
じゃあ、外食はダメなのか?
そんなわけありません。
逆に聞きたいですが、
外食以外の市場で、今後ガンガン成長を遂げていき、
かつ参入障壁が低い市場って
今の日本に存在しているんですかね?
自分の芝生は限りなく世知辛く見え、
他人の芝生は限りなく青く見えるのが、
私たち人間の心理ですが、現実はそんなわけありません。
どんな市場でも、それなりの努力を要求されるのは当然の
ことだと思いませんか?
外食業界に限らず、勝つ人間と負ける人間にわかれて
いくだけだと思います。
ですので、やりようによっては非常に高収益を得ることが
十分に可能な市場であると思います。
現に、名古屋のやきとん店は非常に高収益なのです。
繰り返しますが、外食全体としてはパイは縮小に向かいますが、
縮小したとはいえ、依然として大きな市場があります。
やり方次第で、いかようにでもなるというのが、私の見解です。
もっというと、経営者次第、ということです。
中途半端な気持ちでビジネスをしていては生き残れなくなる。
というだけの話です。
でも、そんなことは、外食に限らず、どの業界でも同じですね。
あったり前の話です!
【 じゃあどうしたら勝組みになれるのか? 】
景気が悪くなるということは、お金を払うことに対して
極めてシビアな時代、ということです。
すなわち、本当に価値を感じる商品・サービスに対してのみ、
消費者はお金を払い続けるのだと思います。
そういう意味では、本物が生き残る時代、ともいえます。
今後、もっとも底堅く推移する需要は、人と会って会話をする
という需要だと思っています。
そういう意味では、コミュニティを作れているお店は、
比較的、不景気の波に飲み込まれづらいと思っています。
人徳の時代。
店舗というハードではなく、人材というソフトが求められる
時代へ加速度をつけてシフトしていきます。
お金は人が運んできます。
人に好かれる人間になることが、ビジネスの処方箋のような
気がしています。
今まで広まった経営論は、すべて製造業の経営をベースに
しています。
サービス業が主体となるこれからの時代、経営の常識が
変化するのは当たり前だと思います。
価値観を変えることは必須ですね。
それから、全員がナチュラルに頑張る社風をつくること。
集団として燃えていない会社じゃないと、勝てなくなります。
従業員のことを大切にしていること!
これが勝てる経営者の条件になります。
合理性を追いかけると、非合理極まりない結果が待ち受けます。
この現象を、「過剰ポテンシャル」と言います。
「過剰ポテンシャル」の話は、とっても深くて面白いので
改めてしたいと思います。
【 最後に・・・・ 】
それと、これからの時代を生き抜くためには、人とは違う
ユニークなアイデアが必要だと思います。
経営者のキャラクターがユニークだったり、ビジネスプランが
オリジナリティであること。
人と同じでは埋もれてしまい、土俵にも上がれないと思う。
例えば、ビジネスプランであれば、
「焼きトン業態を全世界にライセンスして、ロンドンの市場に上場させる!」
くらい吹き飛んでいないとね。
外食ライセンスビジネスが、大きな輸出産業になる可能性は
十分にあるんだから!!
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お便りいただけると、非常にうれしいです(笑)!!!
返事は書けたり、書けなかったりしていますが、
必ず目を通してます!!
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