【第157号】 お金とか時間とかの話 |
こんにちは、鬼頭です。
そろそろ、出版やメディアへの露出を少しずつ増やして
いこうと考えています。
特に出版は、年明けに実現したいです。
今年の9月に出版するつもりでおりましたが、あまりにも
忙しくて本を書く気分になれなかったので、見送りました。
外食以外のテーマでの出版は、著者になったころから、
やってみたいと思っていましたので、実現させたいところです。
それと、今月の日経レストランに、弊社の焼きトン業態の
記事が掲載されています。
「大黒 金山店」がそれです。
掲載ページは40〜43ページになります。
まだ、見ていない人は、ぜひご覧下さい。
本日のメルマガは、思いつくままに書いておりますので、
内容やテーマはバラバラですが、ご容赦ください。
【 時間を味方につけること 】
ビジネスが軌道に乗るまで、時間がかかるのが一般的です。
例えば、やきとん業態は、時間が経過するごとに、売り上げが
伸びていく傾向があります。
どのような理屈で時間とともに売り上げが伸びるのかは
メルマガでやすやすとお話しすることはできませんが(笑)、
まあ、伸びていきます。
そこで、重要になるのが、売り上げが伸び始めるまでの
過ごし方になります。
基本的に、あせったら伸びなくなります。
今の自分の努力を信じて、結果が出るまで待つことが
なによりも大切なことなのだと思います。
時間というのは非常に便利なものです。
悩みも自然と打ち消してくれますし、体の不具合も
休んでいると自然に治ったりします。
事業も同じ。
まだかまだかと、あせって動くのではなく、時間経過とともに
徐々に伸ばしていくスタンスが大切ですね。
時間を見方にするとは、そういう意味です。
もちろん、何もせずに過ごせば良くなるといっているわけじゃ
ないですよ。
「しかるべき」アクションは起こしていかなければなりません。
それが、焦りによって、「しかるべき」アクションではなく、
短絡的で付け焼刃なアクションしか起こせなくなるわけですね。
最近、我慢をすることができない経営者が増えている
ように感じますので、ご参考までに。
【 結局は度胸 】
先日、DVDの撮影で、二子玉川のお店にお邪魔しました。
そのときに、リニューアルしたポイントなどをいくつか
解説いたしました。
もともと、月商250〜280万円の炙り焼きのお店が、
焼きトンのお店に業態変更することで、
売り上げが倍増したわけですが、その際のポイントを
解説させていただきました。
席数、メニュー、客単価、大きく言えばその3点。
多くの視聴者さんは、テクニカルなことを知りたがります。
でも、本質はそこではないと思う。
二子玉川店の成功は、
「赤字のお店に追加投資をする勇気」があったから、
実現しているのだと思います。
しかも、資金がないにもかかわらずです。
焼きトン業態の力や自分自身の決断に対して、強い
信念がないと事業では成功できません。
今、私はDVDの撮影をしております。
そこで、様々なお話しをさせていただいておりますが、
現実の社会で成功を収めるには、結局のところリスクを
とる勇気に依存しているのだと思います。
ちなみに、撮影の合間に、よく言われたことがあります。
「具体的な話しが欲しい」と。
これ、不可能です。
例えば、マグロ料理を売りにしている海鮮居酒屋があったとします。
その店が売上を落としており、経営者が悩んでいるとします。
その人に対して、DVDや本を通して、具体的なアドバイス
なんてできるはずないです。
だって、マグロ料理の売値や、ボリューム、味、メニュー構成
店舗の立地、内装、従業員の質、と言う具合に、
売上を落としている原因はいろいろあり、
それを特定するには、実際にお店にいく必要があるからです。
不特定多数の方々に対して、具体的な話しをすることは
そもそも不可能だよね。
ですので、本やDVDでは、表面的なテクニックではなく、
事業に流れる本質を伝えるスタンスを崩さないわけです。
その際たるものが、精神的な部分ですね。
売上を上げるには、ある程度の投資を覚悟しなければ
なりません。
それが恐いのであれば、どんなテクニックもノウハウも、
何の意味もない、という話になりますよね。
だって、恐くて動かないんだから。
これは精神的な話しですよね。
【 お金について 】
お金というのは、ある意味で信用そのものです。
折口さんが、300億円の借金を背負い破産しました。
300億円という負債額は、当時の彼に対する信頼の
大きさでもあるわけです。
とはいえ、
財テクで借金を300億円まで膨らます人がいる一方で、
数百万円のキャッシュがなくて倒産する会社もあるという、
不均衡な現実が目に付きます。
先日、公園の前を横切ったときに、炊き出しに長蛇の列が
できておりました。
今日のご飯が食べられない人は現実にいます。
もちろん、友人もいず、家族とも仲が悪いから、ご飯すら
食べられないわけでしょうが(←これが信用がないという状態)
お金というものの在り方を考えさせられる出来事は多い。
ここから、ちょっとした本題ですが、
世の中には何かにつけて、お金を払わない人がいます。
交渉は嫌いですが、ビジネスには必用な行為だと思っています。
でも、不必要に金払いが悪い人は、非常に重要なことを
自覚しておりません。
それが、お金と信用は一体であるということです。
シビアさは大切。
でも、信頼を失わない程度に金は回した方がいいよ。
なんでも、シビアになればいいってもんじゃないです。
お金は残るかもしれませんが、信頼を失います。
信頼はお金と同じパワーがあります。
お金に執着するあまり、お金を生み出している根源的要因である
信頼を無くすよっ、ってことですね。
お金がないから、金払いが悪いんじゃないです。
金払いが悪すぎるから、お金に嫌われるんです。
【 栄枯盛衰 】
今から、14年前。
僕は、銀座にあるレストランに食事に行き、衝撃を受け、
飲食店業界で勝負することを誓った。
先日、東京出張の際、そのレストランの前を通りました。
一世を風靡したそのレストランの集客状況に、
当時の面影はまったくみられず、栄枯盛衰の言葉を思い
知ることになりました。
おそらく、ピークの半分以下の売り上げだと思う。
私たちに、時代を作り出すパワーはないので、時代に上手く
乗ることを考えることが重要です。
店舗の小型化は、これから10年の大きなテーマになると思う。
先のレストランも店舗面積を30坪ほどにしたら、利益をだすこと
はたやすいのです。
今の時代、店舗は小型に限る。
本日、いくつかの弊社フランチャイズ加盟店の数字をみていましたが、
そんなことを痛感させてくれる店舗が増えてきています。
そんなこんなで、焼きトン店の店舗見学を再開します。
見学対象店舗である、「大黒 金山店」は、名古屋にありながら
日経に取材されるような店舗に育ってきております。
日程は調整いたしますが、ご興味のある方はこちらに
コンタクトしてください。
http://www.f-connect.jp/contact.html
場所は、名古屋か横浜のいずれかを予定しています。
ちなみに名古屋のお店は、15坪で月商450万円。
営業利益率(償却後)は、28%程度確保しています。
横浜の店舗も、開業して2ヶ月ですが、しっかりと利益を
出してきています。
どちらも視察する価値のあるお店ですので、ぜひ遊びに来てください。
焼きトン業態のいいところは、時代にながされない商売だ
ということです。
栄枯盛衰のサイクルとは無縁の業態を目指してます。
【 独立・出店したい人 】
こちらに連絡してください
http://www.f-connect.jp/contact.html
【DVDセミナー、残りわずかとなりました!】
まずは、こちらを見て、鬼頭流飲食店経営手法の
原理原則を学んでみてください。
http://www.f-connect.jp/dvd/tenposaisei/
その後、勉強会等で、現実の経営状態をどのように
変革していくのかという、
ケーススタディーをしましょう!
【日次決算、新サービス】
不況への備えとして、今のうちに導入を検討してください。
コスト意識の高さは、会社の強さに直結しますよ。
http://www.f-connect.jp/kessan/
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これからも、頑張って執筆しますので、部下や上司や
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