こんにちは、鬼頭です。
今週と来週は、基本的に名古屋にいる予定です。
この3日間、名古屋は最高の秋晴れでした。
あまりに気持ちいいので、散歩をしてしまうほど、素晴らしい
陽気に恵まれました。
今年もあと2ヶ月です。
ドラッカーが言いました。
人は1年でできることを過大に見積もり、5年でできることを
過小に見積もる、と。
成長のカーブは、一直線ではないというわけですね。
ある時点を機に、急激なカーブを描いていく。
で、あるならば、やっぱりやるべき事を淡々とこなしていくこと
だと思います。
結果を強く信じて、粘り強く。
今、ちょうど来期の計画を立て始めています。
経営計画を、どのくらいのスパンで立てるのがいいか?
個人的には、2年がベストだと思っています。
1年では短すぎ。
とはいえ、今の時代に3年ではちょっと長い。
具体的な計画(とはいえザックリ)を立てるのは1年ずつですが、
ちょっとだけ先を予測して計画に織り込むなら、
2年くらいがちょうどいいかなと、思っています。
そのくらい、時代の変化は早くて大きくなってますね。
ちなみに、私の会社は、12月を決算期にしておりますが、
これもちょうどいいですね。
特に、12月は皆さんが忙しい分、時間に余裕が持てる
時期になりますので、
来期の種まきをしながら、決算の着地をコントロールするの
には便利だと感じています。
私が思いますに、あらゆる物事には、「ちょうどいい」という
ピンポイントがあります。
例えば、石油というのは、ずっと前から、「20年で枯渇する」と
言われ続けています。
でも、なくなる気配は無いです。
誰かが、意図的に「20年で枯渇する」という情報を流し、
石油という物質の価値を維持している気配があるわけですが、
この場合は、20年という期間設定が絶妙です。
30年ではあまりにも実感が乏しく、かといって10年になると、
本気で代替エネルギーの開発が始まりますので、
20年という期間は「ちょうどいい」のです。
数値管理セミナーでよく、お話しをさせていただいていた
「5%ルール」も同じ。
1年で、店長のうちの「5%」を無条件で降格させる、
という人事制度ですが、
10%ではリアリティがありすぎてダメ。
かといって、2%では、リアリティが無さすぎてダメなのです。
この場合は、5%がちょうどいい。
客単価もそうです。
この商品、この空間、この人材、この広さ、この立地、であれば
この客単価がちょうどいい。
と、いうバランスは確実に存在し、それが崩れると
集客できなくなります。
「客単価をいくらにすればいいのか?」
という、パーツの議論をしても意味は無く、全体性の中で
最もバランスのよい単価を見抜かなければならないわけです。
人生や、事業経営において存在する、「ちょうどいい」
ポイントをいかに見抜いていくのか。
そして、
ボランティア活動と実業。
家庭と仕事。
活動と休息。
などなど、様々な対極にある(と見える)価値観をいかに
高い次元でバランスをとるのかで、
人生の豊かさや、ビジネスの成功は決まるのかも知れないです。
偏ってしまうと、ダメですよね。
経営者にとって、最も重要な素質として、「バランス感覚」が
存在していることは間違いないです。
でも、それは、政治家に必用な「調整能力」とはまったく
異なります。
まあ、それに気付くには、そもそもバランス感覚が必用なん
ですけどね(笑)。
現在手がけているビジネスの結果を信じて、粘り強く努力を
継続していくこと。
これは時間軸における、バランス感覚かもしれませんね。
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