【第182号】 最小不幸社会とか、いろいろ |
こんにちは、鬼頭です。
今日のメルマガですが、本題の前に告知をさせて
いただきます!!
先日、メルマガではなく、お手紙の形式で
コンサルタント業務の案内をさせていただきました。
「依頼しようか悩んでいるんですけど・・・」
という返事が何件かありましたので、説明会をしたいと
思っております。
現在、日程を調整しております。
次回のメルマガで改めて告知させていただきたいと
思いますので、
もう少しだけ、お待ちください。
また、新刊が6月15日発売となります。
アマゾンキャンペーンをやりますので、こちらもお待ち
くださいますよう、お願いします!!
すでにアマゾンにアップされていますが、キャンペーンに
申し込んでいただくと嬉しいです。
【 みんなに言っておきたいこと 】
先日のメルマガで、結果を求めても結果は出ない。
結果が欲しいのであれば、「良いプロセスを積み上げるしかない」
と、書きました。
営業における良いプロセスとは、その場が喜びの感情で
満ち溢れることだと、私は解釈しています。
自社の商品を売り込むことが、良い営業ではありません。
その場にいる人たちが、心から楽しい時間を過ごすことこそ、
ビジネスにおける素晴らしいプロセスだと思うのです。
顔を会わせるたび、いつも、そんな時間が流れたら
会うことが楽しくなって、いつか必ず取引は始まります。
目の前の人たちを、楽しませること。
いつも、喜んでいただけるような情報をもって
会いに行くこと。
決して、売りたいものをもっていくんじゃないよ。
そこを勘違いしないことが、これからの時代の営業活動だと思います。
飲食店の営業もまったく同じ。
毎日、店に来るお客さんに、心から喜んでもらっているか。
毎日、自問自答しなければいけません。
今日、店に来てくださった、すべてのお客様の顔を
思い浮かべ、喜んでくれたかどうかの判断をすること。
うまく店が回ったら、いい営業ってことじゃないよ。
うまく店が回る=いい営業、
という解釈は、完全に自己満足の世界です。
前回、書いたバースデイイベントのお店も同じ。
お客さんよりも、店員のほうが楽しそうにしている情景を
みることがよくある。
また、飲食店の店長の中には、勉強好きな人がいます。
本をよく読んでいる人たちはそう。
でも、どれだけ勉強したって、毎日の営業で、
お客さんに喜んでもらえてないのなら、何の意味もないよ。
知識がお金を運んでくるんじゃない。
人がお金を運んでくるのです。
だから勉強するよりも、目の前のお客さんを喜ばせるほうが
よほど利益に貢献することができる。
ノウハウは大事だけど、それ以上に大切なことってある。
地に足をつけて生きるって、そういうことだと思うよ。
【 魅力をあげること 】
今書きましたが、素晴らしいビジネスプロセスは、
喜びの感情に満ち溢れています。
場を喜びの感情で満たす為には、まず自分自身が魅力的な
人にならないといけません。
魅力的な人間になる為に必要な行動は、
まず身近な人を喜ばせることです。
ニワトリと卵の関係みたいだけど、
魅力的だから喜ばせることができるのか、
喜ばせているから魅力的なのか、
どちらが先かは分かりません。
でも、喜ばせることで、どんどん魅力的になり、
魅力的だから、どんどん人を喜ばせることができる、
というスパイラルは生まれます。
この繰り返しで、ビジネスはうまくいきますが、
これでは、個人店主の域。
個人店主から経営者になりたければ、
戦略センスとマネジメントを身につけなくてはいけません。
とくに戦略センス。
物事や社会を俯瞰できる能力と、目の前の人を喜ばせる能力の
両方持ち合わせることが、いい経営者になる条件だと思います。
だから、1店舗の店主になっている人は、目の前のお客様が
喜んでくれたかを自問自答してみて。
今後、経営者として成長したい人は、戦略センスを磨いてみて。
ステージごとに課題が違ってくるから、
自らのステージを俯瞰して、課題を見抜くことが必要。
自らのステージを理解して、自らのポジションを変える。
長期に渡って成功するためには、絶対に必要な行動です。
【 緊張とリラックス 】
最近、非常に良く感じるのですが、緊張した精神状態に
あるときは、目の前の仕事がどんどん片付いていきます。
アドレナリンが噴出すと、攻撃性が増し、アグレッシブに
仕事をこなせる精神状態になるのだと思います。
ところが、物事を俯瞰してみることが出来なくなります。
非常に、短期的な視点でしか、物事を捉えることが出来なく
なるのです。
逆に、リラックスした状態に自分を置くと、大きなビジョン
大きな時間軸で物事を見ることが出来るようになります。
でも、リラックスしまくっているから、目先の仕事をする
気にならなかったりしますけど。
そんなこんなですが、経営者は、リラックスする時間を
持つことが非常に重要です。
なんでもいいです。
映画でも岩盤浴でも、旅行でも、何でもいいです。
とにかく、リラックスできる時間を確保することが
とても大切だと思います。
緊張状態は、生産性を上げてはくれますが、
大きな視点を奪っていきます。
気合を入れることが、いい仕事につながることはありますが
これもバランスが大切になります。
【 菅さんの最小不幸社会発言について 】
昨日、ネットのニュースを見ていたら、
菅さんが「最小不幸社会を実現する」という発言を
しておりました。
確かに政治家の仕事は、弱者救済ですので、こういった
発言は理解できます。
今後、どのような政策によって、最小不幸を実現して
いくのかに関心を持ってしまいますが、
最近の傾向を見ている限り、過剰な労働者保護を
企業に押し付けてばかりいることが、
悪循環を招いているように思います。
その流れが、どんどん加速していく。
結果として、人を雇うことのリスクが増大し、
経営者の仕事が、労働条件の改善みたいなことに
費やされていく可能性は高いです。
これが、労働者自身の首を絞める時代が、少しだけ
続くでしょう。
その後、仕事のない人間はどうなるか?
請負という形で、個人事業主化していきます。
これが、スモールビジネス時代の幕開けだよ。
僕が言っている、スモールビジネスよりも、もっともっと
小さいスモールビジネスが、乱立していきます。
政治がミスリードしても、結果的には、そんな社会に
なっていくと思います。
プロセスはどうあれ、依存する社会が、少しずつ変わって
いくことは、いいことです。
不幸という言葉の定義によるでしょうが、
私が思いますに、不幸になる人は不幸になる生き方を
しております。
事業も同じです。
成功する事業、失敗する事業、そんな解釈はもちろん
存在しています。
しかし、それ以上に、成功する人と失敗する人の
両方が存在している、という解釈が正解だと思います。
失敗する人を、成功する人に変える方法は、ほかって
おくことが一番です。
下手な救済をするから、立ち直るものも立ち直らない
というのが真実だと思います。
変な法律作ると、弁護士が潤うだけです。
弁護士、医者、そして○○、この3つの職業は、
今後、大きく伸びていくことになります、
最後の○○に関しては、セミナーに参加した皆さんには、
終盤でこってりと解説しましたが、
私の、見ている未来に視角はなさそうだ。
以上
追伸:
6月16日(水)の14時〜17時、
東京で、一日限りの追加セミナーを開催します。
もう少し集っていただけると、かなりうれしいです!!!
内容はこちら!
前半 (50〜60分)
1、私の活動状況とセミナー趣旨解説
2、経営者として必用な経営状況の捉え方
3、予測不可能な時代の戦略
4、宅配ビジネスについて
5、FCビジネスの活用方法と必勝法
6、世界戦略を取り入れること
7、質疑応答
後半 (60〜90分)
8、ステーキのけん 成功の本質
9、ダイヤモンドダイニングの戦略分析
10、ガールズバー風居酒屋について
11、280円均一の居酒屋について
12、高原価・高単価の飲食店について
13、外食産業以外の市場を俯瞰する
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