【第189号】 29歳のときに、何をしていたのか? パート1 |
こんにちは、鬼頭宏昌です。
先日の、CDプレゼントの反響すごいです。
すでに、かなりの数の依頼をいただいておりますが、
前回のメルマガに書かせていただいたとおり、
プレゼントの対象者は、「飲食店経営者のみ」とさせて
いただいております。
飲食店の経営者さんであることが確認できたら、
来週からどんどんお送りしていきます。
そうでない場合は、郵送いたしませんので
よろしくお願いします。
それと、社名も必ずお書きください。
今回のプレゼントは、あくまでも飲食店経営者さんのみです。
ご了承の上、お申し込みくださいませ。
そうでない方の、お申し込みはお受けできません。
http://www.f-connect.jp/contact.html
【 インタビュー記事をメルマガに掲載します 】
7月のはじめに、ある方のインタビューを受けました。
その記事が、先週にアップされたのですが、
なかなか面白かったので、メルマガに転載しようと思います。
内容は、一部、変更している部分もあります。
わかりにくい表現があったので。
では、以下です!
Q,まず始めに、どのような仕事をされているのか
自己紹介を含めよろしくお願いします。
A,飲食店のフランチャイズチェーンを運営しています。
「焼きとん」の店が約18店舗、
「つけ麺」の店が7~8店舗。
「とんかつ宅配」の店が、(開業予定もあわせて)24店舗あります。
去年の初めからこのビジネスをスタートさせて、
約1年半が経過したところです。
Q,1年半!それで50店舗以上展開ですか。
そんなに簡単に事業を拡大できるものなんですか?
A,やってみたらできました(笑)
Q,それまでは、どんなお仕事をされていたんですか?
A,名古屋で居酒屋チェーンを経営していました。
20店舗あって年商20億円の会社でした。
その会社を32歳のときに売って事業を一旦辞めたんです。
Q,いつごろから居酒屋の業界で起業しようと思ったんですか?
A,親父が八百屋をやっていたので、就職しようという気が起こらなくて、
大学時代に、何か事業をやろうと決めた。
そこで、マーケットが多くて大手の寡占がゆるい飲食業界が商売し易いと思った。
で、目をつけたのがたまたま居酒屋だったという話。
大学在学中の22歳の時に、居酒屋で修行を始めました。
Q, 22歳で居酒屋に飛び込んで、
オーナーになったのはいつ頃だったんですか?
A,25歳の時。
初めは親父の八百屋の新規事業として居酒屋部門を立ち上げていった。
ただ、25歳の時に会社が赤字になって、
親父に変わって自分が実質的な経営者になった。
経営権が欲しいと思って、
親父や他の株主さんから株をコツコツ買い集めて筆頭株主に。
経営者になった25歳の時に年商2億だったけど、
32歳で会社を売ったときは年商20億。
実質6年やって、売り抜けてやめたんです。
Q,V字回復ですよね。
何を改善されたんですか?
A,人を減らしただけ。
「売上-経費=利益」でしょう。
売上が足りないパターンは売上を上げる。
売上はあるけど経費倒れするパターンは経費を削る。
そうすればすぐに黒字になるから。
うちの会社は後者だったので、人を減らした。
当時は、市場の環境が良かったので、
1店舗出店するごとに、年商1億上がっていた。
売れる場所を探して、
お金を集めて投資をして、
お店を増やす、
ということを、10回やると10店舗、10億になる。
単純なロジックをやっていただけ。
Q,聞くだけだとすごく単純な話で
簡単そうに思えてしまいますけど。。すごいですよね。
では、今回、29歳がこのインタビューのテーマの一つであるんですけど、
どのような年でしたか?
A,29歳の時はちょうど年商が10億超えた頃だったと思う。
とにかく慌しかった。
お店を増やそうとしていたのと、
当時は上場させるつもりだったから、
そのためにキャーキャーやっていたね。
自分で会社をやろうと思ったとき、
100億円の会社を作りたかった。
出店を続けていけば、それも可能だったかもしれない。
でも、市場の環境が悪くなってきたから売却した。
でも、その後は、M&Aが流行ってから、年商を大きくすることに
対して醒めちゃったのね。
お金をかき集めて、会社を買っちゃえば
100億の会社を創った話になるわけでしょ。
売上を金で買える様子を見て、
売上を伸ばすこと自体の価値がないと思った。
だから、今は100億の会社を作りたいとは思わない。
Q,現在はどのようなところに価値を見出して経営をされているんですか?
A,こういう風にしたい、という明確なものはないです。
まず、売り上げは目標にしていないし。
今やるべきことを、一生懸命やっていればいいんじゃないですか。
4年後に40歳になるけど、
何か目標を設定してそこから逆算して
今、何をするか考えたりする感じではない。
一応、今年、年末の時点で80店舗以上にしようとは思っている。
最終的には、1000店舗以上のチェーンにしたい。
でも、それをやるために計画を立ててやっているかというと、
ノープランです。
Q,10代の頃から明確な夢や目標というのは?
A,ないって、そんなもん。ない、ない、ない(笑)
あまり目標にしばられると、くたびれて良くないよね。
例えば、上場をしようと夢中に頑張っていた時、もの凄く、くたびれたもんね。
結局、上場できるかどうかは
「来年、30億やります。その次に40億やります」
と言って、それを達成できるかどうかだと思う。
要は公言して
「こいつならやるかもしれない」
と思った人が株を買うわけで。
それをできる人は上場するし、できない人は上場しない。
さっき年内に80店舗以上にしたい。と、言ったけど、
出来なかったからといって、別に誰かに迷惑をかけるわけじゃない。
「できなかったね。」
で、終わりの話。
ところが、目標を明確にして、
「絶対にやらないといけない」
と思うと、達成出来なかったことを、
「ワーワー」と言いだす。
それで、みんなが苦しくなって終わりってことになりかねない。
だからあんまり目標をがんじがらめに持つといいことないよね。
何のために働いているかわからなくなってしまう。
例えば、上場して大きな資金調達をしても、
使うあてがなければ、意味がないわけ。
社員も大変になるだけだし。
だから、あまり強烈な目標は持たないほうがいいんだよね。
Q,気合いを入れないでうまくいくコツ以外にも、
「こうやったら大体うまくいっちゃうよ!」という、
アドバイスがあればぜひ聞きたいです。
A,大体できない人は「ブレーキ」と「アクセル」を一緒に踏んでいるよね。
自分が最初に出した本が、
二代目で年商を20億にして、会社を売却したという内容。
だから、同じく二代目で会社を伸ばしたい人が僕によく会いに来る。
でも、結構、辛そうな顔をしているのね。
なぜなら、「伸ばしたい」と言って来るけど、
その裏側では苦労したくないと思っているわけ。
「借金をしたくない、苦労をしたくない」
それが、「アクセル」と「ブレーキ」を踏んでいる状態。
車も一緒に踏むと動かないでしょう。
「ブレーキ」を外せばいいわけ。嫌なことを辞めるのよ。
事業で苦しいというのは、
人と金のどちらかだからね。
両方辛かったら経営者に向いていないから、辞めたほうがいい。
反対に、両方リスクを取れる、
飲食でいうと渡邉美樹さんのような経営者は、
どんどん企業を大きくすることができる。
でも皆が渡邊さんのようにできるわけではなくて、
人の苦労が苦手で、したくない人は、
人を雇わずに会社を伸ばす方法を考えればいいわけ。
まさに、フランチャイズなんかそうでしょう。
僕はそうして人の苦労から離れることができた。
嫌なことを辞めると、躊躇がなくなって、一気にやる気が出てくる。
自分の性格をよく知って、
「ブレーキ」をかけなくてもいいような事業を選択すればいいんだよ。
Q,なるほど。
では、人の苦労ではなくお金の苦労をしたくない場合は
どうしたらいいんですか?
A,独立したいと言って相談に来るけど、
借金するのを躊躇して結局行動に移せない人が多い。
借金をしたくないなら赤字の店舗を持っている経営者を見つけて、
委託で受けたらいい。
たとえば、「月30万円ずつ払うのでこのお店の運営権を譲っていただきたい」と。
赤字が止まって毎月30万円ずつ入ってくるから、
経営者にとっても悪い話じゃないから、
「いいよ」と言うかもしれない。
そこで会社を創って委託として運営を受けちゃえば、
投資ゼロ、借金ゼロで飲食店再生会社が立ち上がるわけでしょう。
本当にやることに価値がある。
結果がどうなろうが価値があると思う。
やらなくちゃしょうがない。
Q,あえて「ブレーキ」を踏んでいるのに気づかずに進んでいる方も
いらっしゃるかもしれないですね。
A,盲目的になって、嫌なこともやらなければいけないと思っているの。
それに、ビジネスモデルを変える勇気もないわけ。
ちょっと考えたらやらなくて済む方法があるわけよ。
自分の事業の程度を俯瞰できていないのね。
後半に続く(笑)!!
ちなみに、後半は問題発言が爆発しています。
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