【第84号】 お通夜にて |
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こんにちは、鬼頭です。
昨日、知人のお通夜に行きました。
礼服が見当たらなかったので、誰も来なくなりそうな
時間を見計らい、
短パンにTシャツという、スタイルで参列しました。
皆さん、気付いていないと思いますが、
私は結構なカブキモノです。
とはいえ、いきなりその格好で参列するのは
さすがにまずいと思い、
電話で許可をいただいた上で参列させて
いただきました。
私の解釈では、なくなられた方は、どんな格好で
参列しても怒ったりしないと思っています。
目くじらを立てるのは、生きている人だけでして、
別にどんな格好で参列しようとも、
「来てくれてありがとう!」
と、なくなった方は感謝の気持ちで一杯です。
こんな解釈をお話しすると、
「自分勝手な解釈をするな!」 と、
怒られるかもしれませんが、私には自信があります。
私は「天外伺朗」さんが好きです。
天外伺朗さんは、ソニーの常務まで勤めたバリバリの
ビジネスマンだったのですが、
なぜかスピリチュアルに目覚め作家活動をしています。
ずいぶん前の著作になるのですが、
「ここまできたあの世の科学」なる問題作があります
(別に何の問題も無いのですが)。
僕はその本を読んで、この本は本質をいっていると思い、
以来、スピリチュアル関連の本を読むことを止めました。
天外さんはその本の中で、
量子物理学者であるデビットボームのホログラフィー宇宙モデルと、
著名な精神科医であるフロイトと、
お釈迦様の教えが、
結論的には同じことをいっている、ということに気付き、
それを起点として、かなり大胆な仮説を展開しています。
それがたまらなく面白い。
「ここまできたあの世の科学」のメインテーマをシンプルに
お伝えすると、
この世とあの世は表裏一体となって存在している。
すなわち、あの世というのは死んでから、
「よっこらしょっ」と言って移動する世界ではなく、
私たちは、この世に存在しながらも、同時にあの世にも
存在している、という主張でした。
だから死ぬことは恐くないと。
あの世では、今までどおり存在し続けており、
この世で必用な肉体を脱ぎ捨てるだけの話であると。
ちなみに、天外氏いわく、
般若心経の色即是空の解釈も同じであるとのことです。
一般に「色即是空」の解釈は大きく3つに分かれます。
一つめは、「無常観」。
「この世って儚いものだよねーー」、的な解釈です。
二つめは、「ネットワーク」的な解釈、
全てのものは繋がっていると。。
三つ目は、「とらわれない心」的な解釈、
とかく何かにとらわれてしまいがちな心ですが、
何にもとらわれない状態を目指しましょう。
という解釈です。
まあ、どんな般若心経本を読んでもいずれかに該当しています。
それに対して天外さんの主張は、色とはこの世。
空とはあの世。
この世はあの世でもあり、あの世はこの世でもあると。
この二つの世界は常に同時に存在し、同じく、私たちも
どちらの世界でも同時にいきているという仮説です。
お釈迦様は瞑想を重ねて、そんな結論に達したのだと、
天外さんは、おっしゃっております。
まあ、そんな彼の主張に非常にインスパイアされた
経験があるので、おそらく人はお亡くなりになると、
(亡くなるというのは肉体を脱ぎ捨てるという意味です)
自我とかこだわりが無くなると思います
(完璧にはなくならないかもしれませんが、
かなり弱くなるのではないかと)。
そもそも肉体をもつから自我が生まれるわけです。
ですので、人は亡くなると、愛と感謝だけの存在になり、
僕たちの人生や行動をニコニコと受け入れてくれるよう
になると私は思っているわけです。
もちろん、いつも応援もしてくれるはずです。
そんなスタンスに則り、参列者の居ないタイミングで
参加して、なくなった方の奥様と娘さんと、
面白話で盛り上がろうと思いました。
この10年以上まともにお話をしたことが無いので、
その間に起きた出来事や、最近のマイブームの話で
盛り上がりました。
二人とも私の話に大爆笑で、喜んでくれました。
本当に楽しそうでした。
娘さんも奥さんも、
「なんか、お父さんの写真が笑ってるように見えます。
ひろくん(私の愛称です、名前は「ひろまさ」といいます)
が来てくれて、いっぱい面白い話をしてくれたから、
お父さんも喜んでると思うよ」
といってくれました。
「なんか肩が軽くなった。。」とも。
笑いというのは癒しのパワーがある。
一般的には、しんみりしていなければならない
お通夜の場でも、
やはり笑顔とか感謝とかそういったエネルギーは
必要なのだと思います。
だって、天外さんの仮説が正しいなら、肉体がなくなった
だけで意識はちゃんと存在するのだから。
僕たちが、あまり悲しんでいたら、亡くなった方も
本気で寂しくなってしまうでしょう。
確かに、別れは本当に悲しい。
でも僕は、あえて、また必ず会えると願ってみたい。
肉体は無くとも、意識はちゃんと存在し、
いつも僕たちを見守ってくれていると信じたい。
大好きな人との別れは、魂が悲鳴をあげます。
本当に、有無を言わさず、悲鳴を上げてしまう。
僕にも一度だけ、そんな経験があります。
でも、神様は「忘れる」という才能を僕たちに与えてくれた。
全ての出来事を克明に覚えているとしたら、
人生は辛くてたまらなくなるはずです。
その人の存在や思い出は決して忘れず、
悲しみの感情だけをそっと忘れていくのが、
人としての正しいあり方のような気がする。
僕の今までの人生は、その繰り返しでした。
辛い別れに悲鳴を上げては、それを乗り越えていく。
人との別れではありませんが、会社を売却した
2年前のときもそう。
いろいろな理由があったとはいえ、本当に悲しい決断でした。
それから2年、、
僕は新しい世界を発見し、明らかにその世界を楽しんでいる。
そんな経験から、どんなに辛い現実が起きようとも、
僕たちの人生は、
常によくなるようにできている、という確信をもった。
そんな拙い僕の経験を、一生懸命、彼女達にお話して
お通夜の会場を後にしました。
残された彼女達が幸せになることを信じ、
そして、彼女達に何かあったときは、僕自身が本気で
支えていくことを、故人に約束して。
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