【第93号】 店舗再生は経営者の意識改革から |
こんにちは、鬼頭です。
またまた、メルマガです。
最近、再生の案件が増えています。
店が上手く行かない理由は、全ての店舗において
違うものですので、
その都度、立地や業態を見なければなりません。
やはり、数を見ていくと、勝ちのパターンは見えてきます。
そんな、再生における勝ちの方程式を、新刊では
記しました。
本に記述してあることは、セミナー参加者の皆様には、
よく分かると思います。
今回のメルマガでは、再生に関する、新刊の記述のホンの
一部をご紹介します。
本当に、冒頭部分の一部分になります。
以下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なぜ、飲食店が赤字に転落してしまうのか?
飲食店が失敗する原因は本当に様々です。
投資が過大であるがために、償却負けしているパターンもあれば、
FLコストが高すぎて利益を圧迫しているパターンもあります。
組織の問題を抱えており、店舗の価値低下を招いているパターン。
さらには絶対的に売上の足りないパターンももちろん数多くあると思います。
この様に、赤字に陥る理由など、
言い出したら止まらなくなるほど、多種多様です。
しかし、どんな赤字店舗にも、一つだけ確実に共通していることがあります。
それは経営者がビジネスをあきらめていることです。
経営者というのは非常に現金なものでして、売上が上がると
事業が楽しくて仕方がなくなり、
売上が下がりはじめると一気にモチベーションが下がります。
売上が下降トレンドを示す事業に対して、
情熱をなくしてしまうわけです。
私もいくどとなく、「もうあきらめよう」
、といった精神状態になったことがあります。
例えば、第2章で、解説したラーメン店を始めたときはそうでした。
初月で月商800万円をたたき出した店舗ですが、
わずか半年ほどで月商350万円程度の売上になりました。
もちろん、大赤字です。
こうした状況の中で、モチベーションを維持することは、
困難を極めます。
何度も何度も、「もうあきらめた方がいいだろう」、という気になるのです。
幸い、当時の私には、組織があり、多くの従業員に
支えられながら事業をすることができたので、
その後、道を開くことが出来ました。
しかし、圧倒的多数の経営者は孤独にさいなまれ、
モチベーションを維持できなくなっているのではないかと思います。
いずれにしても、経営者が情熱をなくしている以上、
従業員も情熱をなくしてしまいます。
ゆえに、店の価値も下がり続けるという悪循環に陥るために、
赤字店舗に転落してしまうわけです。
このことに、例外はありません。
この章の冒頭で、経営者の意識改革こそが、
赤字店舗再生の切り札なのだと、強くお伝えしたいです。
必ず、黒字転換できると信じてください。
そして、必ずやりきると心に誓ってください。
特に、必要となるのが、売上を上げていこうとする姿勢です。
多くの飲食店経営者を見ていて、思うことは、
「売上とは下がり続けるもの」、
という意識で経営している人が多いという事実です。
結果、売上の低下を受け入れてしまい、売上を上げるための
努力を完全に放棄しているケースは非常に多いのです。
私にもこういった意識があった時期があるので、
その気持ちはよく分かります。
しかし、売上を上げようと決意し、努力すれば売上は上がります。
つづく、、、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、そんな記述から始まり、店舗再生に必要なステップを
解説していますが、
もっとも劇的に業績に変化をもたらすのでは、他でもなく
業態転換です!!
当たり前ですが、これほど劇的に状況を変える手法は
他にありません。
もちろん、これはケースバイケースです。
業態をそのまま変えない方が、いいときもあります。
それも、新刊では解説しています。
しかし、やっぱり、劇的なのは業態転換ですね。
わたしのチャレンジは、
「いかに低いコストで、業態を転換するのか?」
と、いうことにかかっています。
多くの経営者は、転換のコストを高く見積もりすぎています。
しかし、そんなことはないと思っています。
多くのコンサルタント会社、そしてフランチャイズ本部が
やってこなかったような、
低コストで劇的な成果を上げる手法を極めていくつもりです。
そんな、ハイリスクな案件に、あえてチャレンジしたいです。
串焼き業態のセミナーは、11月にやりたいと思っています。
それ以前に、個別の相談をしたい方は、
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連絡先は、こちらになります。
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ケーススタディーをしましょう!
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コスト意識の高さは、会社の強さに直結しますよ。
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